さっこ♡しゅんちゃん結婚式裏話
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まだ、家にもついていない帰り道、黒田君からのメール。
お祝い動画に使う曲を何にするかという話の続きで、
「早速ケツメイシのCD借りてきて、いろいろ聞いたけど『出会いのかけら』がぴったりやない?」
帰宅後、視聴。
ぴったりだ。決定。
「おれ、めっちゃケツメに詳しくなったわ。」
黒田君、始動。
4月3日(土) 新宿御苑にて花見→新宿村42stへ
今年もまた、新しいメンバーが九大3へやってきた。
お花見兼、この春上京してきたきんこ、うちゃみ、あべ、そして、名古屋からカムバックしてきたおくださんの歓迎飲み会というこうか。
そして、新宿御苑駅まえ集合。
集合時間直前に次々とメールが入る。
「すみません!15分くらい遅れます。」
「ほんとごめん!20分くらい遅れる。先行っとって。」
「ごめんなさい。ちょっと遅れるので、急ぎます。」
集合時間に来たの、あいこだけ。
おーーう。みんないい度胸だ。
なんやかんや遅れながらも、奥田さん、あいこ、きんこ、うちゃみ、あべが集まり、新宿御苑閉園時間ギリギリに、またも黒田君が駆けつける。
もはや、皆黒田君の登場に慣れ切っていて、東京に黒田君がいることになんら不自然さを感じない。
が、実際はるばる静岡からやってきいるのだが…。
ここ数年、スペシャルゲストとして黒田くんを乱用してしまったせいか…
御苑が閉まるというので、とっとっとで飲みなおすか、ということになるが、時間が早すぎて移動先に困り、とりあえず新宿村スタジオへ避難することに。
事実上これが、最初の村での撮影だったろうか。
この先、メッセージ撮影やビートイッターズ練で、こんなに頻繁に村を使うことになるとは。
黒田くんの頭の中ではすでに、出会いのかけらの撮影プランが見えている模様。
おめでとうコメント撮り、画用紙の文字撮り、メッセージ撮り。
監督の言われるまま、素直に従ううちら。
意味不明な動きのあいこ。
(出会いのかけら完成品、最後をご覧ください)
撮影中のみんなの様子。
酒が入ってるせいか、みんな嬉しそう。
「なんかさっこにメッセージ言って」
と言われるも、そうすぐに決められない。
カメラの向こうに向かって話すのが、とても恥ずかしい。
おくださんやあいこがスムーズに撮影を終えるのを横目に、試行錯誤する。
「さっこ、おめでとう。人妻になってもまた飲みましょう」
必死で考えた結果、このメッセージ。
いかん。
もっと、ちゃんと今度やり直そう・・・
メッセージ撮影苦手だ…
5月15日(土) 梅田・たこ公園にて撮影。広田さん、肱黒さん、原さん、けんろーさん、たま、誠子、ともぞーと再会。
さっこには、『午前中に用事がある』と伝え、朝8時梅田にて黒田君と合流。
本日の目的は、関西在住の皆のコメント撮り。
時間のないともぞーと、早く大阪に到着した広田さんを撮影することに。
というわけで、前日遅くまで飲み会だった黒田くん。
へろへろになりながらも、何とか無事、事故らず運転してきたようで、後部座席には撮影に使用するための
CDデッキが積んである。
「さっきデッキ準備しとこうと思って、乾電池も買ってきたんやけど、電池入れようとしたら、これ入れるとこないんよね!」
なんとも無意味な荷物に。
「うちiPodあるよ。スピーカーも持ってきたけん、音大きく流せるし大丈夫。
まあ、お腹すいたし朝ごはん食べいこーよ。」
「そやね。」
と、ガストへ。
モーニングを注文。優雅にくつろぐ。
本日の撮影トップバッターともぞーは、そのあと予定があるらしく10:45までには撮り終えなければならない。
10:00前。
黒田君が
「あれ?なんののスピーカーって電池でいけるんっけ?」
「・・・。コンセントやわ・・・。やばい。」
「100均とかで、スピーカー売っとらんかいな?」
「売っとーかも。でも100均近くにあるかいな?」
「なんの、シュッシュできんと?」
と、人差し指をすばやく左右に動かす。
いつぞのことか、六本木でランチの場所を探すのに苦労していた時、颯爽とiPhoneで検索して
『ここに佐世保バーガーがありますんで。ここにしましょう。』
と、かっこよく決めたあいこのことを思い出す。
「できん。」
「おれも携帯めっちゃ古くて、すぐ充電なくなるし、3回電話したらきれる。」
「よし。あいこに連絡して、シュッシュしてもらおう。」
と、メールするも返信が来ず、このままではともぞーの撮影が間に合わない。
「どーする?」
「仕方ない、デッキ買おう」
ヨドバシへ走る!!!
とにかく時間がない。
間違いなく電池が使えるCDデッキを購入。
(ちなみにこれは二次会の景品になる予定だったが、愛着がわいたため、黒田くんの養子になりました)
10時半。
ともぞーと、待ち合わせの中津駅までひたすら走る。走る。
まるで、銀行強盗して現金を小脇にかかえ追ってから逃げる映画のワンシーンのように、ひたすら走る。
中津駅にて、ともぞーと久々の再会も、汗だく息切れで、時間もないので、とにかく撮影できそうな、駅近くの公園へ移動する。
わずか15分程度の慌ただしい撮影時間にも関わらず、ともぞーのさっこへのメッセージは、今まで撮った中で誰よりも、長く、そして的確にさっこを表している。
先日の自分の〝人妻メッセージ”がいかに愚かで、空気を読めていなかったか、猛省。
実は昨夜、夜行バスに乗る前に広田さんからの着信が。
「どうも、動画にはめっぽう弱い広田です。」
何の電話かと思いきや、今日の撮影に向けてどういう意気込みで行けばいいのかという相談電話。
「それじゃあ、素肌に背広でお願いします!」
「はい!わかりました!」
ちなみに黒田くんにも電話があったらしいが。
そんな、動画にめっぽう弱い広田さんの撮影をしていると、突然現れたけんろーさん。
集合場所を伝えてもいなかったのに、登場したけんろーさん。
「なんとなくここかと思って」
ほんとに意味がわからない。
そして、決して高くはないテンションの中で、いざ、カメラが回るとこのパフォーマンス。
前に「探偵ナイトスクープ」で、「タケモトピアノ」のCMを幼稚園で流すと、それまでに騒いでいた園児たちの動きが、ピタッと止まり、全員がテレビに吸い寄せられるかのように、タケモトピアノのCMに注目するという実証をしていたが、それを思い出した。
さあ、次々現る懐かしい顔ぶれ・・・
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