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さっこ♡しゅんちゃん結婚式裏話

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5月22日(土)~23日(日) ホギホギ神社&よしこ実家経由 さっこ実家行き

「来るからには一泊覚悟で来てください」

との、さっこのお父さんの言葉に甘え、しかもノリのよすぎる後輩たちが、うちゃみを始め、次々と集まってしまった。

しかし、集合をかけると、どこからどこへでも集まるこのフットワークの軽さ、『No』と言わせない黒田くんの教育が行き届いた結果ではなかろうか。

さて、我が家を出発し、まずは大橋駅で黒田くんとヤンキーを拾う。
さらに基山でうちゃみを拾う。

羽田から飛行機のくわちゃんは、一足先に熊本に着きそうなので、天草からマイカーで合流の山口に迎えに行くよう手配していた。

事前に、その段取りをくわちゃんにメールで伝えると、

〝わかったー。スティーブと二人、車中が少し心配ですけれど・・・”


これはいけない。くわちゃんを助けなければいけないということで、
as much as 熊本空港まで車をとばす。

そして、今回のメンバー全員が、久々に熊本空港で合流。

052201.JPG

青空の下、車をとばすこの感じは完全に夏合宿だ。

「さっこ、このこと知ったら絶対、こっち側に参加したかった~っていうやろうね」

ほんと、さっこの結婚を口実に、うちらはどれだけ遊んでるんだろうか。


さて最初の目的地は、個人的な希望から予定にねじ込んだ

『宝来宝来神社(ホギホギ神社)』


パワースポットですから。


「どこかいな?」と車を走らせていると、

突如あらわれた〝パワースポット”ののぼり。 

『パワースポット 宝来宝来神社』の案内に導かれるまま、中へ入るが、自ら『パワースポット』と謳っている時点で、かなりうさんくさい。

「うさんくせー!」

と、言いつつ笑顔いっぱいの皆を見ながら、

〝ふふふ。楽しんでるくせにー”、と勝手に満足し、

とりあえず、みんなで〝ホギホギ”とお参りを済ませる。
052205.JPG

052207.JPG 

さて、めいっぱいパワーを吸い取られたところで、

「すみません、父が午後から部活に行くそうなので、なるべく早く帰ってこいと・・・」

よしこ家からの連絡。


熊本行きの計画を立てていた時点で、黒田くんの予定では、

「・・・桑ちゃん拾って、ほぎほぎ神社行って、
色々と祈願してもらって、よしこ家にて昼食(俺の勝手な想像)が出てきて、
ひと段落したらさっこ家に向かいます。」


と言いきっていたので、よしこに頼んで、数日前から高菜チャーハンのオーダーを入れておいた。

一方的な予定にも関わらず、心優しいよしこ両親のご厚意に甘えまくって、山賊93、佐藤PAに車を走らせる。

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〝熊本に行きますので、わたしたちにごちそうしてください”

という、何とも自由な発想なうちらのプランにも関わらず、笑顔でお迎えしてくださるよしこ両親。


オーダー通りの高菜チャーハンに加え、大量のてんぷら。

「すみません、突然おしかけてこんなに用意していただいて・・・」

自分で企んだくせに、何を言う。

と自分自身に突っ込みながら、むさぼり食らう。


「あ、すみませんー。おかわり、わたしもお願いします。ほんと、おいしいですね!」


礼儀があって行儀のいい、ただの山賊。

山賊なので、自分でお皿も洗わない。
052208.JPG


山賊は、使いたいものもすぐ借りる。
052209.JPG


というわけで、未完成の『出会いのかけら』を皆で観賞。


先日、京都で撮影した動画がさらに追加され、かなり完成に近づいてきている。
撮影現場にいたけど、こうやって編集されたものをゆっくりみていると、一人ひとりの表情や、口調に個性がでていて非常に興味深い。

中でも、ひじくろさんの

『さっこおめでとう』

の一言は、あったかくて涙を誘う。

誘われすぎて、すでに涙しているくわちゃん。


そしてよしこ父の、学生時代によしこ家に皆が遊びに来た時の写真や、掲示板の書き込みをプリントアウトした手作りのアルバムをみながら、あらためてラケットボール九大2のメンバーとの付き合いの長さを思い知る。


学生時代の4年間+卒業してはや4年。

過去の思い出にすがることなく、今もこうして更新され続ける九大2、九大3の思い出。

皆が社会に出て、立派に働きながらも、こうして集まれば変に大人ぶることなく昔と同じように、ふざけあい、語り合う。

あえて昔と違うところをあげるならば、昔よりお金が自由に使えることになっただろうか。


つまり、

金銭的自由を手に入れた九大2=九大3。


にも関わらず、山賊になりすまし、お行儀よく

〝ごちそうさま” と 〝ありがとうございます”

の挨拶をすませ、笑顔で手土産の高菜を快く受けとり、
無銭飲食で、よしこ家をあとにする。

今回の最終目的を果たすべく、さっこ実家を目指していざ出発!!

手土産に焼酎を抱えさっこ実家を目指す。

前にさっこの家に来たのは、大学卒業の時。さすがに場所など覚えていないので、さっこ母に電話する。

「もう忘れちゃったかなあ?じゃあ、私道路のとこに立ってますから」

のどかな景色の中、道路わきにさっこ母を発見し、とうとう最終目的地に到着。


「みなさん、本当にありがとうございます~。わざわざ遠くからこんなに集まってくださって。」

とてもとても優しそうで、感じのよいさっこ母に案内されるまま、はなれに荷物を置く。

さっこの小さい頃の写真だろうか??
052212.JPG


「ここでさっこ育ったんかねえ」

まさか、今こうしてうちらが、実家でさっこの歴史をたどっているとは、夢にも思わんだろう。
そして、とうとうさっこ父と対面。

「あー、どうもはるばる来て頂いてありがとうございます。もう、ゆっくりしてってくださいね。


・・・


ま、ウーロン茶じゃ話も盛り上がらんし、早速始めますか。」


挨拶と、宴開始の合図が同時とは、いきなり未体験ゾーンに突入。

しかもまだ、夕方で外は明るく、よしこ家で高菜チャーハンを食い散らかしたのは、数時間前。


怖気づく山賊。



宴の用意にとりかかり、バーベキュー小屋に案内される。

そして、いよいよ開宴!!

052217.JPG

もちろんこの時点では、この数時間後、トップギアに入った、さっこ父の姿をライブ体験することになるとは、
想像もつかんかった。

さっこ。ごめん。




超楽しい。



外はまだこんなに明るいというのにも関わらず、さっこ父の酒のペースはとどまることを知らず、ギアが入っていくのが、わかりやすいほどよくわかる。

まだ6時半。
夢でしょうか。



さっこ。
紹介します。


さっこの父です。
そして、ここがさっこの実家です。


さっこの学生時代の飲みっぷりもちゃんとご報告しました。



「あなたたちほんとお酒強いのね~。
やっぱり、こうやってみんなで集まって、お酒を飲みながらってのがね・・・」


さっこ母。

宴の中で何度も何度も、「お酒」のことを話題にした。
話題にした、というか、ぽろっと本心が出たというか。


九州熊本という土地柄だけに、お酒を飲めないことが余計に気になってるというか、心配なんだろう。


でもね、結婚が決まるときにとくちゃんが、さっこ母に送ったというメール、かっこよかったなあ。



「さっこさんは僕が守ります。僕を信じてください」


と。


違う環境で生きてきた二人が一緒になって、全く違う家族が親族になる、結婚に100%完璧な条件が揃うことは、まずないんだと思う。

その100%に満たない状態の中で、互いを思いやり、理解しようと努めて、何年も何十年もたって、100%を超えていくんだと。


だって、うちのおかんは言っていた。

「だいたいお父さん、長男でマザコンやし、わがままやったけどな、それはあたしが長い年月をかけて、少しずつ少しづつ、プライドをズタズタにしてったんや。

見てみ。今や、あたしのいいなりやで。おとーさん、あたしがえーって言うんやもーん」


夫婦の絆にはいろんな形がある。


さっこの両親を見ていて、こんな素敵な両親のもとで育ったさっこだから、きっと大丈夫だと直感的に感じた。


体質なんて生まれ持ったもんだけど、気持ちや信念はその人が生きてきた中で培ってきたものであって、その人の生き様であり、その人自身だと思う。

今日までに何をやってきて、何を感じて、どんな信念を持って、何に向かっていくか。


それこそ人の本質だと思う。



ちなみに、うちの父は母にやられて、もう体質しか残っていないが。



宴はまだまだ半ば・・・

話題は結婚式余興の話に。
さっこ父、マツケンサンバを踊りたくて仕方ないらしい。

「それは、もう是非踊りましょう!僕らも後ろでやりますから!」

あおる黒田くん。

事前に、さっこ父が余興でマツケンを踊りたがっているという話は、さっこから聞いていたため、この日も実家から、マツケンのCDを持参し、車中でもリピート再生し、準備はできていた。

甘かった。

完全に甘く見ていた。




ヒートアップするマツケンサンバ。

盛り上がって、さっこ父を囲み、一緒になって踊りだすみんな。
この後何度、リピートしたのかもう覚えていない。

雨足が強まる、闇の中、雨に打たれびしょびしょになりながら、マツケンを踊り狂う光景はあまりにも強烈だった。

アフリカ大陸のどっかの民族の雨乞い儀式かと思った。

食べ散らかし、飲み散らかし、踊り狂い、尽きない話しに、終わらない宴。


もう死ぬほど楽しかった。

九州で生まれ育って、九大に入りこのサークルに出会って、目に見えない力に導かれ、今日ここにいて、みんなとこんな日を過ごすことができている。


自分が、これまでに色々なタイミングで選択してきた道や決断が、とりあえずは今日に繋がっていたのだと思うと、自分のこれまでの人生がちょっとだけ誇らしく思えた。

この人生を送ってきてよかったなあと。



さっこ母がしきりに繰り返していた、もうひとつの言葉。


「さっこは、本当に財産つくったねえ。ほんとに皆さんありがとうございます。これからも一生こうやって、仲良くしてくださいね」


この夜、さっこ母が教えてくれた心温まる、さっこのエピソードは、隣のくわちゃんを何度もグシュグシュに泣かせた。

涙あり、笑いありの宴。

いよいよ日付を超え、試合開始からはや7時間以上が経過し、焼酎とエンドレスマツケンにより、いよいよ体力の限界を感じ始めていた。

「もー、そろそろ片づけましょうか」

ということで部屋に戻り、命拾いしたと内心ほっとしたのも束の間。

第2試合開始。
052224.JPG

次から次へと出てくる、さっこ父の卑猥な替え歌を子守唄に、徐々に意識がとぶ。

降参・・・。

男性陣はこの後も2時過ぎまで飲んでいたというが、翌朝の山口はこの通りノックアウト
5ae74c1f.jpeg

さすがのさっこ父も隣の部屋で静かになっていた。


あれだけ昨夜飲み食いしたにも関わらず、山賊は朝のご馳走も積極的に頂く。
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いただきますを待てずにフライングをきっているくわちゃん。
052235.JPG


ここへ来た最大の目的。


両親から二人へのメッセージ撮影は、ご存知の通り。



昨日のはしゃぎようが夢だったかのように静かに語る、さっこ両親の言葉は、みんなの心をあったかくした。
052232.JPG


そして、朝からまたくわちゃんは涙する。


長い長い夜は明け、間違いなくみんなの心に強烈な思い出として残ったはずの、この一泊二日の勝手に里帰りプロジェクト。

帰りの車中でも何度も何度も、みんなで思い出を反芻して、しつこいくらい楽しかったね、と語り合った。

これをさっこに話すにはまだ1ヶ月もあるなんて、


おお。




なんてこったー。
 

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