結婚式の作り方

3月12日（金）　よしこ家にてTHIS IS IT 上映会


九大３のマイケル、黒田君。
仕事終わりで、静岡から駆けつける。

ひとしきりマイケルを堪能。
しかし、なぜ皆そろいにそろって、あれほど以上に 『BEAT IT』 になると興奮するのか。
皆キャーキャーになる。



よしこ曰く、

「何なんですかね。なんかあるんですよ。あの曲。」

何なんだ！！
うちの知らないうちに、BEAT ITで皆が一体感というか、連帯感を共有している。

「なんや？！みんないつの間にそんなことになったん？？！！さてはビートイッターズやな！？」

という感じで、気がつけば結成されていたビートイッターズ。
まさか、このビートイッターズ。
この時は、さっこの披露宴の余興という晴れ舞台が用意されることになるとは、知る由もない・・・。


そして二本立てで、マイケルのBADツアーのＤＶＤを観賞後、 皆眠りにつく。

そんな中、早速黒田君がお祝い動画のサンプルを作成してきたので、観賞。
１６分割された画面は、今のところ全て黒田君。

仕事が終わり、帰宅後に一人家で撮影したという複数の黒田くんの姿の中には、妙に疲労している顔も見受けられる。


しかししかし、かなりの出来。
これが、みんなの顔で埋まっていくことを想像すると、かなり素敵なお祝いビデオレターになること間違いなしだ。



早朝４時。
いよいよ、お祝い動画の撮影がスタート。



撮影用のビデオカメラ『ザクティ』に、文字やハートが一枚一枚プリントされた画用紙。
すでに黒田君の準備は万端だ。




『出会いのかけら』の曲に合わせながらカウントをとり、画用紙を出したり下げたり。

めっちゃミスる。


うーん。

はっきりいって。



楽しい。

４月２４日（土）　第１回　ビートイッターズ練習　at 新宿村1st


朝、8時。
ＥＴＣ割で早朝からやってくる黒田君の車を、村に停め、いよいよ結婚式余興『ビートイッターズ』のダンス練習の初日。


さて、今日は実は夕方から、仕事でさっこが東京に来るというので、

「じゃあ、集まれそうな人、声かけとくよ」

と言いつつ、とっとっとで普通に飲むそぶりを見せ、実は内緒で前祝いの準備をしている。
披露宴当日、参加できない人もいるということなので、ちょっと気が早いが、フライングでお祝いだ。


夕方から、飲みに全員が集まると見せかけて、今日の予定は朝から余興練習。
まずはくわちゃん、大場を西新宿駅まで迎えに行き、午前中は４人でみっちり稽古。

大場、出場予定なくも、がんばる。
　


そして、ランチはもーやんカレー。 
1000円でカレー各種、サラダ、惣菜、他食べ放題のバイキング。
今後、ビートイッターズ練のランチの定番となる。

もーやんへ向かう信号待ちでもたまらずBeat It。


さて、昼食後一人、二人、と増えるメンバー。
朝から４人で、しつこくビートイッターズを踊りまくったものの、余興の流れとしてはまだNo Plan。

Bad、I Want You Back、Smooth Criminal、と曲をリストアップしてみる。
それにしてもみんなマイケルに詳しくなったもんだ。

そんなこんなで、ひたすらBeat Itの基本動作を反復練習しつつ、今日はどちらかというと出会いのかけらの動画撮影がメイン。




このあと、ハートをわったよし子。
（メッセージ動画エンドロール参照）


出会いのかけら、まだまだ制作途中だが、最初の１６人のくろだくんが、大分減った。
いや～、これは出来上がりがかなり楽しみ。



さて、さっことの集合時間もせまり、皆にしつこく、今日ここに集まったことを記憶から消し去るよう念を押す。
ビートイッターズをやること、ビートイッターズのメンバー、さっこには秘密だ。

メッセージ撮影をしていること含め、とにかくうっかりと情報を漏らさぬように何度も何度も口を酸っぱくして、皆に念を押す。
とっとっとから参加のたかーしー達にも、念のためメールする。


そしてあらかじめ、ルミネ地下で予約していたケーキを半ちゃんと、うちゃみに受け取りにいってもらい、皆は一足先にとっとっとで待機。

そして、さっこと新宿にて合流。

〝ばれてはいけない、さっこにばれてはいけない・・・”

みんながとっとっとで、準備を済ませたことをメールにて確認しつつ、ゆっくりとさっことお店へ向かう。

歩きながら、結婚式の準備の話に。

「二次会の打ち合わせもせないかんし、いつやるかいな？」

のさっこの問いに、

「今日夜、くろだくんもうち泊まるけん、夜話そうよ」


「えっ？？今日黒田くんも来ると？？」



うきゃああああああーーーーー。


やっちまった。
あれだけ、みんなにうっかりするなと言っておきながら、さっこと会って、５分で地雷を踏んだ。


あまりに黒田君に見慣れすぎていて、かなり油断していた・・・。

〝すみません・・・やっちゃいました”

と、くわちゃんにメールを入れる。



ここから先はさっこもご存知のとおり・・・




翌日、とっとっとのおばちゃんからのメールが


『土曜日は、

嬉しかったよ
わたしにも、娘、息子がおったら適齢期たいね。
花嫁さんになる彼女に、皆さん、いろんな質問を浴びせとりましたね。真剣に聞いとられました。

わたしも、恋愛から結婚への決断は、お婿さんのどういうところが決めてだったとか、興味津津でしたぁ！

サプライズの準備をする様子が、学園祭のようで、ほほえましかったぁ

み～んな、社交的か、物静かか、性格に違いは、勿論あります。でも、皆さん、気持ちがやさしかぁ～！！

想像するに、皆さん、クラスでも、断トツに賢い、神童のような生徒だったんだろうね…
そういう天才は、くだらん受験競争に巻き込まれんですむ。きっと自分との闘いだったんじゃないかいね？

そんな感想を持ちました。』



うしし。サプライズ第一段階はとりあえず成功。

そして、翌朝。
我が家で目が覚め、半ちゃんにむかって

〝しゅんちゃん”

と、間違って二度よびかけたさっこ。

うしし。

６月６日（日）　第３回ビートイッターズ練習 at 新宿村40st


結婚式をちょうど３週間後に控え、本日は第３回目の余興練習。
本番用の動画も準備し、曲順、動きの流れも決まり、本格始動といったところか。

さて、中野坂上で黒田君と待ち合わせるも、現れない黒田君。
『Ａ１出口にきて』というメールを送っていたのに現れない。

「坂上の交差点におるたい。」

との返信。

おらんし。
電話も出ない。まあ、そのわけはある程度想像がつく。
大阪でもかなりの使えなさっぷりで威力を発揮したが、充電が異常に切れるのが早い。

だから、黒田君は携帯を最低限しか使わない。

結局交差点の対角線位置でお互いを待ち合わせていたため、お互い２０分待っていた。
そんな昭和な感じで始まった練習日。


まずはキンコ登場。
午前中は３人で、みっちりキンコの稽古。
Beat It　は自主練をしてきたとのことだけあってスムーズに練習は進む。

お腹がすいたので、恒例のモーやんカレーへ。
とっきーと合流。

キンコの戻した汚物のようなカレー粥に、キンコが最後の１個を奪ったために食べそびれたムール貝。
忘れない。

偶然にも店内で流れていたスリラーのＰＶを見ながら、動きのおさらい。
午後練のためにスタジオに戻るも、満腹すぎて動けず。

そして午後へ・・・

スタジオの扉を開けるや否や、動きの揃ったダンスを見て、

「うわ。変な人達がいる！」

と言い放ったたかーしに、黒田君の喝。

「じゃあお前踊っってみんやー。どっちが変かわかるぜ。」


というくらい、数時間の練習でもかなり振りは揃い始めてきていた。
続いて、よしこに奥田さんに大場、あいこにうちゃみと次々到着。

そんな中くわちゃん。

「二度寝しました…今から行ったら着くの１７時すぎるかも・・・」

きっと、２０日の練習でくわちゃんは、学校を一日休んだらめっちゃ授業が進んで焦った事を思い出すだろう。

というくらいかなりキテいる。




出ない大場もがんばる。







かなり蒸れるスリラージャケット。







出ない大場はそれでもがんばる。

縁の下の力持ち。



当日参加できないメイトの、半ちゃんも茨城からはるばる参加。
皆が真剣にスリラーのダンス練習をする中、ピアノでスリラーを弾きたがるので、一喝される。

自宅稽古用のマイケル教材をＣＤＲに焼いたり、なんやかんやしているうちに１９時近くなり、本日の練習は終了。

帰りはジョナサンで熊本の土産話。
結婚式が終わって全てをさっこにぶちまけたら、さっこを連れて熊本に帰ろうという、あそこが一体だれの実家だかわからない状況になってきている。


今朝は、今日の練習が楽しみでワクワクしすぎて早起きしてしまった上、朝から踊り続けてかなりぐったり。
帰宅後、速攻で銭湯へ。

そして、家へ帰ると山崎からのメール。

「木曜に東京に行くので、練習したいんですけど。」

かなり練習熱心なビートイッターズ達。




あれ。
今日あべはどーした。

６月１３日（日）　くわちゃん、かおりん、山崎の補習授業

『木曜に東京に行くので、時間あればダンス練習したいんです』

と名乗り出た山崎の練習ついでに、二度寝による授業サボりのくわちゃんと、初心者のかおりんの初稽古。

１０時半。
まずは、山崎とマンツーマン練習。

動きが硬い山崎。
しかし、顔と肌の色はスリラー期のマイケルに似ている。

踊れない和製マイケルに、ビートイット→Ｊ５→スリラーと順々に教えていく。
３時にここを出ないと行けないというので、急ぎ足での練習。


そしてかおりん登場。
山崎の都合に合わせ、スリラーから踊る。

『やばい』

焦るかおりん。


だって、スリラーが一番難しいんだもん。


そして、動きの硬い山崎。

無言になる二人。


『がんばるよ！えがお！』

励ましてみる。


運動会の練習みたいなノリだ。


いつものモーやんでランチをして、そしてまた偶然なのか、店内で流れるスリラーとビートイットのＰＶを見て、改めてマイケルのダンスの切れのよさを実感しながら、午後練習へ。


くわちゃんの登場。
ビートイット、スリラーは１番最初の練習で軽く流していただけあって、割とスムーズに進む。
しかし、ビートイットのダンスの速さと、１回目の練習の時との微妙の振り付けの違いに戸惑う。
そして、スリラーのカウントの取りにくさに苦戦。

『よし、紙にかくわ』

メモるくわちゃん。

そして静かに福岡へと去ってった山崎。
帰り際、

『来週みんな集まるんですよね？もしかしたら参加させてもらうかもしれません。ちょっと夜行調べてみます』

みんなの出来具合が気になるというか、自分の踊れなさが不安なようだ。


大丈夫。山崎。

顔は一番マイケルだ。


そしてさすがに早朝から踊り続けて疲れたので、スタジオの隅でひと眠りする。
練習を続けるくわちゃんとかおりん。


１５分くらいの休憩後二人のダンスを観賞。
同時にフリーズする二人。


 

そしてかおりん,疲労



結局１７時で切り上げ、何とか全員が一通り流して通せるまでにはなっただろう。


と、突然の兄からの電話で、練習後、急きょくわちゃんとお茶の水に舞台を見に行く。

『桃色書店へようこそ』

アイドリングのなんとかや、元モー娘のなんとかや、ドロンズの石本や、ドロンズの石本と見間違ったまるまる太ったうちの兄などなど出演。


しかし、やはりプロだ。
みんな踊りがうまい。

終演後

『やっぱりあれやねー、キメるとこキメとーけんか、ちょっと踊ってもちゃんと踊れとるよねー。』

『うん。うちのにーちゃんもデブのくせに踊れとるもんねえ…』


９３ダンス部。
本番まであと２週間。


あれ？何に出るんやったっけ？